勇者召喚に巻き込まれたに巻き込まれてみた

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周りの大臣らも聖夜を見下したり、嘲笑っていたりしていた この世界では魔力で差別したりするのか 嫌だねー…まったく 「私はそなたらの実力が知りたい。訓練はそれからにしよう。今から近衛騎士と勇者どのたちの模擬戦を行う。訓練場の騎士たちに空けろと伝えよ」 皇帝の聖夜を見る目も見下しているのか…… 「では、行こうか勇者どの」 皇帝が玉座から立ち上がり、謁見の間から出ていく 俺達はそれに付いていった 訓練場は広く、さっきまで訓練をしていたであろう騎士達が俺達を囲むように丸い円を作っていた 「それぞれ、強い方から騎士団長、副騎士団長、No.3の騎士に相手してもらう。勇者ならば勝てるだろう。そこの口だけのクズ以外はな」 口が悪くなってますよ皇帝 それが、あんたの本性なんだな 心の中で呟いてると、俺の前に鎧を来た騎士が来た コイツ……イケメン……抹殺対象だ 陵の前にはフルフェイスの騎士、聖夜の前にはニヤニヤした青年がいた 「審判は私、ミルヒアが行います。それでは始め!」 「ちょい待て!武器は?」 「忘れてた。この刃引きされた剣をつかってくれ」 フルフェイスの騎士が綺麗な声で言い、俺と陵と聖夜に鉄の剣を渡してきた 重いれす…… 「では、仕切り直して……始め!」 俺は合図と共に剣を構え、斬りかかる が、軽くいなされ腹部に肘鉄 「痛ッ……くない?」 覚醒の滝壺で身体の頑丈さもアップしてんのかな? それから何度も斬りかかるがいなされるだけで、決定打を当てられない 陵の方をチラ見するとボロボロの騎士団長を介抱していた さすが勇者だ。強いな 「魔法は使わないのか?」 ニヤニヤしながら聞いてくる副騎士団長 ムカツクな…… 魔法とはイメージ! 相手に爆発のダメージを与える火の魔法! 「‘イクスプロージョン’」 そう言ったとたん、副騎士団長の足元が爆発した 「なっ―――」 副騎士団長は爆発に巻き込まれ、気絶したようだ 「勝ったぁぁぁぁ!!」 普通に嬉しい!
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