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「着きました」
着いたのは青白い光を放つ滝と泉がある場所
洞窟がドーム状になっていて、何故か明るい
まぁ光源は滝なのだが…
「一名ずつ中にお入りください。言い伝えでは潜れば力を授かると言われているので……」
「誰から行く?」
そう二人に聞くと陵が手をあげて
「僕から行くよ」
と言って泉に入っていった
陵は二十秒ほどで帰ってきた
「次は俺が行く」
最後はなんかやだから俺が先に入ることに
ちらっと石島を見ると
「どぞどぞwww」
そう言ってたから最後でも構わないんだろ
泉に飛び込むと、気付いたら白い部屋に来ていた
「今回は二人もいるのか」
その部屋には白髪で白髭のまさに神様ですよー。的な雰囲気を醸し出す爺ちゃんがいた
「いや、あと一人いる」
「ホッホッ!三人もか、なら手早く済ませねばな」
爺ちゃんは俺の頭に手をのせると
「きぃええええええええ!!!」
と言った
そのとたん、体の底から力が溢れ出すような感覚がした
「これでお主は覚醒した。次の奴を連れてきなさい」
「ウィース」
そう返事したとたん視界が変わり泉の中になった
俺は泉から上がり石島に入るよう告げて、入れ替わりで石島が泉入っていった
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