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東雲百合(ｼﾉﾉﾒ ﾕﾘ)
誕生日:8月16日
誕生花:ペチュニア(君といると心が和む)
血液型:Ａ型
職種:主婦・弁理士・アクセサリー作家
基本情報
・可愛らしくて気品があり、物腰が優しい人。だけど内に狼のようなものを秘めたそんな女性。
・大手企業の在宅勤務で弁理士をしている。そのため主婦の傍ら常に勉強を欠かさない。趣味でアクセサリーを作っている為ネットで転売している。
・旧姓遠堂。華道の家元のお家で、長女だったため後継ぎとして育てられてきた。けど、明里との出会い、結婚によってそれを辞退し妹へ託している。
・外では上品で女性らしく可愛らしい、見た目通りの女性として振る舞っているが、実際は常に冷静で相手を見て判断したりと計算高い面も持っている。夕陽の前では理想の母親としての顔を見せる。
・学生時代も聖人君子のようで周りから頼られる存在ではあったが、親しい友人を特に作ることはなかった。そんな時、明里という存在によって少しだけ自分の世界が広がった。
・周りにも環境にも恵まれていた反面、まじめすぎる性格から後継ぎという責任やプレッシャー、プライドなどで閉塞感や窮屈な生活を強いられていた為、相手に対して心を開くのが苦手。明里が唯一の人間だった。
・運動が苦手で、気を抜くと躓いたり転んだりする。夕陽の遺伝はここから。本人はそのことを負い目に感じていたが、同級生たちは唯一の可愛らしい部分として眺めていた感じ「あぁ、遠堂さんも人間なんだなぁ…」みたいな？
・夕陽の赤い髪は実は遠堂の血筋からきているモノ。何十年かに一度必ずそういう子どもが生まれるため、百合さん自体はあまり驚いていない。……因みに夕陽はそのことを未だに知らない。
・夕陽の芸術センス、感受性の強さは百合さんからの遺伝。
【作者からコメント】
可愛らしいのに、実は厳しい人。大好きです。真面目な人柄なので、裏で暗躍するというのには本当なら向いていません。彼女は基本的になんでも正面から堂々とする方が向いています。慣れないことをしてしまったからこんなことになったような気もします。
百合さんにとって明里は安心と安定を与えてくれる人物だったので、失ったものは相当大きかったと思います。それでも母としての役割が唯一の支えだったのです。これから先、お願いだから幸せになって貰いたいですね。
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