呼ばれた先

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「あ、アアァァァ!!」 俯いていた少年は、此方を睨む。 金色の瞳に怒りを交えながら。 いや、質問したいだけ。何怒ってんだ? そんな言葉を伝えようと、口を開く。 だが、言葉は口を出ない。 少年の掌に突然 火の玉が現れたのを見たから。
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