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そして、今日がその約束の日なのである。
だから、昨日からフェアは、準備をしていたのだ。
フェア「みんな、来てくれるかな・・・。」
さすがに、五年も覚えているかどうか、フェアは不安だった。
リシェル「大丈夫よ!少なくとも、ルシアンやグラッドさんは、手紙がきたし、ミントさんや、セクターさんだって、この町にいるんだから大丈夫だって!」
フェア「うん、そうだね。」
リシェル「あとの人は分かんないけど、多分覚えているわよ、きっと。」
フェア「あとの人・・・か。」
リシェル「ん?どうかした、フェア。」
フェア「え?な、何でもない。それより、ミントお姉ちゃんの所に行って、野菜もらいにいかなきゃ。というわけで、飾り付けのほう、よろしく!」
リシェル「え?ちょっと、フェア?」
フェアは、ものすごい速さで、走っていった。
残されたリシェルは、とりあえず、適当にやればいいかと思い、飾り付けを始めた。
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