そして・・・今

2/7
187人が本棚に入れています
本棚に追加
/169ページ
そして、今日がその約束の日なのである。 だから、昨日からフェアは、準備をしていたのだ。 フェア「みんな、来てくれるかな・・・。」 さすがに、五年も覚えているかどうか、フェアは不安だった。 リシェル「大丈夫よ!少なくとも、ルシアンやグラッドさんは、手紙がきたし、ミントさんや、セクターさんだって、この町にいるんだから大丈夫だって!」 フェア「うん、そうだね。」 リシェル「あとの人は分かんないけど、多分覚えているわよ、きっと。」 フェア「あとの人・・・か。」 リシェル「ん?どうかした、フェア。」 フェア「え?な、何でもない。それより、ミントお姉ちゃんの所に行って、野菜もらいにいかなきゃ。というわけで、飾り付けのほう、よろしく!」 リシェル「え?ちょっと、フェア?」 フェアは、ものすごい速さで、走っていった。 残されたリシェルは、とりあえず、適当にやればいいかと思い、飾り付けを始めた。
/169ページ

最初のコメントを投稿しよう!