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リ「それでも‥」
ただひたすら反応してくるリオ、話が平行線過ぎてキリが無い、マジで面倒だな
グ「それでもじゃねえから‥アンタもとっとと俺の事見限れば?かなり楽になるぞ」
容赦の無い言葉を投げつけ階段の方へと向かう、一々うざったいんだよ、他人のの事に干渉してきやがって‥リオが後ろで何か言っているが知らない、俺はただ階段を降りていく
階段を降りて渡り廊下を歩いて次の目的地へ向かう、今は授業中、生徒誰一人していない
途中、何人かの教師とすれ違ったがクスクスと笑う、時には学園から出ていけと呟く、出ていけたらなんと楽な事か‥、
コレが俺のこの学園、”アルカディア学園”での一日、落ちこぼれとしての毎日、何とも思わないし何も感じない
俺がたどり着いたのは大量の魔書が保管されている図書室、正直、デカすぎて図書館の間違いだと思いたい
歴史は読んでいて面白い、特に穢れた人間どもの歴史は狂喜乱舞するほど、自分たちとは違うものを迫害し、死滅させ、家畜とし、使役する、自らの為なら神すら殺す偽善に満ち溢れた人間どもが大嫌いで大好きだ
俺が静かに、部屋の中央で本を読んでいると一人の人物が俺の肩を叩いてきた
「相変わらず、君は私たち人間の歴史が好きなんだね」
グ「そうに決まっている、人間どもの歴史は俺にとって最高の娯楽なんだよ、学園長さんよ」
そう言いながら振り向いた先に居たのは金髪のワイシャツとネクタイを着けた齢二十六の男性”レオン・ヴァルシュタイン”、このアルカディア学園の長である
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