桜がまうころに
4/15
読書設定
目次
前へ
/
56ページ
次へ
俺には、多分大切な人がいたのだろう。 病気になる少し前の事を、俺はあまりわからなかった…… でも、微かに残る記憶の俺はいつも笑っていた。 いつも幸せそうだった。 隣にいるはずの、君の全てが、 今の俺には見えなかった。 俺の記憶は、すでにつぎはぎだらけのパッチワーク状態になっていた。 抜けた部分を無理矢理違う布で縫い合わせた記憶…… 全てを失う日は近いのだろう……
/
56ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!