桜がまうころに

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誰かが、俺の部屋にきた。 俺は、外を見ている。 誰かが声をかけてくるが、頭にひどいノイズの様な物が走っていて、俺はそれを認識できない。 無理に認識しようとすると、強烈な吐き気が俺を襲う。 誰かが、俺の背中を優しくさすっている。 さすっている誰かを俺は、うつろな眼差しで見た。 そこにいるのは…… 君だった……
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