2羽の白鳥

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ある日 2羽の白鳥が 舞い降りた ケガを負った白鳥たち 互いに なぐさめあった 互いに 傷を癒していた オーラが 誰をも近付けまいと いや 近付く事が出来なくて 一羽の白鳥が翼で もう一羽の白鳥を 抱きしめた その一羽の白鳥は 胸に倒れるように… 時間が どれくらい 経ったのだろう… そして 傷をも癒した後 旅立った 私は その白鳥達に 憧れた 今も 心に 瞳(メ)に 焼きついている…
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