天音を取り巻く人物

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● 視(かぐみ) 天音の母・可耶子によって遺された式神(狗神)。 本体は白桐の箱入り白骨。 式神の中でも一番、主人への忠誠心は篤い。 元は数百年前、人と獣の間に生まれた異端児で、夜な夜な村を徘徊する化け物として何も害を為していないにも拘らず退治された哀れな魂。 峠で怪異化していた処を、可耶子に拾われた。 人間時の名前は『拓巳』、単に視をもじっただけだが本人は『主人につけてもらえた』と気に入っている様子。 天音に恋をしているが、いろいろ妨害に遭っている。 ○ カイト(灰兎) 可耶子が屋敷の蔵で見つけたキメラの子。 (梟と猫と兎。比率は4:4:2) 灰色の産毛に覆われた、見た目は本当に大福餅っぽい。 現在、生後6か月ほど。 天音への贈答用に、匣に詰められていた。 現在は乳児期なので大福餅っぽく丸っこいが、幼児期の形態は梟の羽が生えた猫の身体、猫の目、兎の耳となる。 最終的なサイズは体長25Cm・3kg。  マスコット的存在なので、それ以上の成長はしない。 ◎ 影崎 彗 本名、影崎 彗一(かげさき けいいち)。 愛称:彗。 天音の転居先・メゾンハイツ2号棟-203号室に先住していた蒼髪の青年霊。 かつてこの部屋に住んでいた者で、実はまだ存命中の生霊。 学生時代、葛西 修兵という親友がいたが…事故で亡くしている。  天音とは『肉体(カラダ)が見つかるまで』という契約で同居中。 ● 葛西 修兵(かさい しゅうへい) かつて、天音の学友だった男。 天音に想いを寄せていたが、引っ込み思案な性格が災いしてストーカー化してしまう。 親友・影崎 彗が天音と話している所を目撃し『牽制していたのはその所為だったのか』と疑心暗鬼に。 天音に誕生日プレゼントを届けてから身を引くつもりだったが、その途中に事故に遭い絶命する。 死後、悪霊化した後もその復讐心と執着の身で存在している。 ○ リョウコ カフェNOIAのバーテンダーで、ナイスバデーな赤毛の巨乳美女。 店長・西崎の式神(追尾獣)で、その本性はワタリギツネ・齢数百の魔狐。 かなりはっちゃけた性格で、酒豪。 語尾に必ず☆をつけるのが癖。 天音とは子供の頃からの友人。
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