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━━ブルルッ
あれっ?なんかすげえ寒気がしたんだけど…気のせいか?
左にいるかなはなんともない、気のせいだな
で、成井さんは、と
おっ、いた
「かな、自分の席に行っとけ」
「へっ?わかった」
いつもならかなの気分でそのまま話をしたり女子グループに行っていたのでかなはキョトンとしながら席に行き荷物を置いてそのまま女子グループに混ざっておしゃべりをはじめた
よしっ、じゃあ、行くか
~美那side~
―カツカツ
(近づいてきたー)
つい顔が赤くなってしまう
「あのさ、成井さん」
―ドックン!
「ひゃいっ」
(なんで?メールで返事して、って書いたよね%!$&#¥+
あーっ、もうっ、落ち着け私)
「どうした?体調悪いのか?」
藤井君の顔が近いよぉぉ!
そんなことを思っていると突然目の前が真っ暗になった
~夏樹side~
大丈夫かな、成井さん、顔が真っ赤だ
━━ばたっ
えーっ、倒れちゃった
ひとまず
「保健委員いるかっ!?」
と聞くと、こちらの状態に気付きざわつき始めた
そのうち誰かがが
「確か保健委員は体弱くて来てないんじゃなかった?」
そうだった、体が弱くて来ていなかったので余った彼女が保健委員になったんだ
成井さんはかなよりは重いかもしれないが背負って行くか
「そういえばそうだったな、女子には辛いかもしれないから俺が背負って行く
背負うの誰か手伝ってくれ」
「おっけー
任せて」
成井さんを背負うのを近くに女子が手伝ってくれた
「よっ、と」
しっかり背負った時
━━カアッ
あっという間に顔が赤くなったのがわかった
出来るかぎり周りに気づかれないように急いで保健室に行こう
「ほらっ、どいてくれ」
―廊下―
…予想外に成井さんは着痩せするタイプみたいだな、背中に柔らかい感触があってびっくりした
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