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母の父であるおじいさんは酒屋を兄と一緒に兄弟で営んでいた。
二階建ての家に住み豊かな暮らしを暮らしていたが、母が小学6年生の時に突然亡くなり家を売った金で4畳半と6畳の小さな家を買ったつもりが騙されて賃貸で暮らすようになっていた。
母の母であるお婆さんは、その場所でたこ焼き屋をしたが、売り上げも上がらず店を閉め、工場で男の人に混じって働いていた。
母もクラス一番の成績だったが小学校を卒業しないまま、肉屋で働いていた。
お婆さんが肉屋より賃金の高い縫製の仕事を見つけてきて次はミシンを扱う仕事についたのだった。
そこで働いてい人達は大事にしてくれて良かったけどまた次の仕事にうつらされ駅の土産物売り場の売り子や電気メーカーの工場等転々と変わらされ最後に父と出会う飲料水工場に行ったのだ。
お婆さんは面倒見のイイ人で小さい家なのに4畳半の部屋を他の家族に貸して自分達は6畳の部屋に7人が暮らしていた。
お婆さんも母が20代の前半の頃亡くなり姉妹達は一番下の長男を育てる為苦労したのだった。
父と母が付き合って結婚式はしてないが婚姻届だけだし、その後長女が産まれたのであった。
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