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「鈴、庭であそぼ。」 「うん、行くぅ♪」 2人は部屋を抜け出し庭に出た。そして庭の隅のさらに隅の木の上に上った。ちょうどそこは日陰になっておりとても涼しかった。 「新しい執事ってどんな人だろうね。」 と妹の水原鈴が言った。 「さあね、いい人だといいけど。」 そう答えたのは姉の水原桜である。ここは水原家の屋敷なのである。
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