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「はじめまして。水原家の新しい執事になったものです。」 と男の声が答えた。 千「あぁ、はいはい、聞いてますよ。ちょっと待っててね。」 といい、急いで門まで走って行った。 千「お待たせしました。えっと・・・?」 「申し遅れました。私、紅恭と申します。」 と自己紹介すると「ほら、おまえも。」と後ろにいる子供に声をかけた。 「ぼ、僕、紅静って言います。よろしくお願いします。」 と挨拶してくれた。 千「恭君に静くんね。私は千代といいます。みんなお千代さんと呼ぶからそう読んで頂戴ね。さあ、中へどうぞ。」 と中へ案内した。そしたら使用人たちが?の顔をしたのでお千代さんが 千「この方たちはお嬢様がたの新しい執事です。」 と紹介したので再度自己紹介をした。そして使用人たちが 「ああ、今日だったな。ゆっくり自己紹介したいのだが今忙しいんでな。」 と言って走って行ってしまった。
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