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下には10歳くらいの子供がいた。
桜「あなたたちは誰?」
と聞くと、
「これは申し遅れました。私は紅恭と申します。こちらは弟の静です。」
と挨拶すると屋敷へと歩き出した。
屋敷へ戻ると使用人たちが駆けつけ、「お怪我は?」「無事で何より。」と声をかけてきた。それを桜はウザったそうな顔をしながら、部屋へ向かった。恭と静もそのあとに続く。
部屋のドアを開けるとお千代さんが中にいて、
千「桜様、どこにいらっしゃったんですか。」
と駆けつけてきた。
千「もう、黙ってどこかにいかないでください。後で怒られるのは私なんですからね。」
といった。
桜「ごめん、ばあや。ちょっと息抜きしたくて・・・。」
と言い訳をした。お千代さんはまだブツブツ言っていたけど2人の存在を思い出し、
千「桜様、このお二人がお嬢様がたの新しい執事です。」
と紹介した。
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