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私に貴女を愛する資格があるのかと。
私が貴女から愛される資格があるのかと。
時々、そんな疑問に襲われていました。
自分は売れない絵師であり、絵が売れず、生活の為に酒屋で働き、貴女に愛を告げたその日から、貴女の為に、貴女と添い遂げる為にと、決意した情熱も、絵が売れない事で去り、絵筆を握る事さえ少なくなり、絵筆を握っても、何も思い浮かばずに、それを放り投げていました。
そんな事を繰り返すうちに私は、自分の不甲斐なさに嫌気がさし、それから逃げる為に、また私は世の中を疎んじる事で、自分の不甲斐なさから目を逸らすようになっていきました。
そんな日々の中でも、私は貴女を愛していました。
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