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貴女のように儚く優しく、そして強い光で照らされている夜空を眺めていた時にふと、自分の過去の幻が目の前に現れ、私はそれから目を逸らすことなく向かい合った事で、過去を省みました。
自分の事がかわいければ貴女に伝えるべきではないと他人は言うだろう。
貴女の事を思うのであればまた、貴女に伝える事は止めるべきだろうと、他人は言うだろう。
貴女が、私の過去の闇を知る事は貴女にとって不必要な事であるからと。決してそれは貴女が受け入れるべき事ではないからと。
だから、貴女が、私の過去の闇を受け入れる事を、いや、その事に対する理解ですら、私は望んではいません。
ただ私は、愛しい貴女に対して、自分を偽りたくない。
ただ、それだけです。
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