第一夜
2/10
読書設定
目次
前へ
/
186ページ
次へ
4月。 まだ少し肌寒い日の、静かな夜だった。 母の命日に墓参りをした帰り道、父に言ってみた。 「翠と一緒に住みたい。」 父は少し驚いたようだったが、香夜の頭をぽんぽん、と優しく叩いて、笑った。 「そうか、それは良い。彼に一人暮らしをさせるのは不安だしな。 翠のこと、頼むぞ?」 父の許可を貰い、連休を利用して引っ越す事にした。 翠には先に言ってあった。 父が許せば、二人暮らしをすること。
/
186ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
14(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!