運命と言う名のカフェ

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そう言った大輔の目は、感激を思い出したようにキラキラしていた。 「俺のコーヒーの味が分かるなんて、スジがいいだろ? せっかくの人材だから、スカウトしたのさ」 コーヒーの話しとなると、この二人は多弁になるな。 「家では、コーヒーメーカーで入れるだけなんですけど、サイフォンだのフレンチプレスだの……いろんな入れ方があって、豆の煎り方、挽き方で味が違う。 面白くって、何より美味しい。 教えて欲しくって、弟子入りしたんです」
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