プロローグ

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ここはある倉庫。 男はある行動に出ていた。 1人で何人もの数を相手にしている。 倉庫内には鈍い音が響いている。 人が吹っ飛ばされ、壁に当たる音や、 力強く握った拳が頬に直撃し床に倒れる音。 棒のようなもので人を殴る音。 その音の源は、たった1人の男だった。 ?「............弱っ」 「なっ何なんだこいつ...!!」 「がはっ!......強すぎるっ」 「バ、バケモノーッ!!」 ?「バケモノだと......? 俺は謎の男って呼ばれてるんだが? ...まあ、若干ダサいって言うか普通な気もするケド...」 鼻で笑って男は言った。 「うっ......!」 「ゆっ、許してくれー!」 ?「...何だよお前ら。最初は余裕そうな顔だったじゃねえか」 「そっそれは......、こんなに、つっ強いなんて知らなかったんだ...!」 ?「へぇ?でも、俺は誰にも負けないって言われてる男なのに。しかも仕掛てきたのはそっちなんだから、最後まで相手してよね」 「うがっ...!」 ?「本当弱いよ。君たち、使えないね?」 そして、あっという間に相手は男にやられ、全員倒れた。 男達が目を覚ますと、見覚えのない部屋にいた。 「どこだ?ここ...」 そこはある学園の寮の部屋……。 その名も「桜雅学園」
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