夢で逢えたら。

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 うっすらと靄が漂う白濁色な部屋の中で、綺麗な金髪が印象的な美少女を下に敷き、見た目が少しだけ良い、黒髪の精悍な少年がその身体を抑えつける様に重なり合いながら、何やら激しく口論をしていた。  「奏、俺は洗濯板よりも、お前の“フタコブラクダ”の方に魅力を感じるぜぃ!」  「ちょっと、誰がラクダよ失礼ね。ってかアンタいい加減にしてよ! 私はオトモダチとして好きなのであって、こんなのはイヤなの!」
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