僕は親友に会った、雪の世界で。

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ただのゲームソフト、アラさんが居なくなったのには関係無いだろう、やはり出かけてるだけかな…と思った。 「無理言って失礼しました。」 「いいのいいの、銀君があの子と遊んでくれてうれしいのよ? ところで、あの子は何時頃孫を見せてくれるのかしらね?嫁ならいるよとか言ってあの子、そらの探し物のアポロちゃんを見せて来たのよ? アポロちゃんは私の嫁よ!渡さないわ!」 ははっ、と笑いながら僕は家に帰った。 はぁ…まあそのうちに帰ってくるだろう、そのはずだ。 しかし、アラさんは3日経っても帰って来なかった。
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