第一章 すのはの日常

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~♪チュンチュン  チチチチィ~♪チュンチュン チチチチィ♪~ …ぁ、 もう朝なんだ。 もう少し寝たかったのに。 鳥の声に起こされてしまった。…目覚まし時計なんだけどね。 ちなみにこのいかにも無理矢理にメルヘンチックな雰囲気を作ろうとしている目覚まし時計は親戚のおばさん久美子さんの(無理やり押し付けられた)お土産である。正直言ってあまりこの目覚ましは好きではない。 あ、別に鳥の声はすてきだな~って思う。でもこの後の『『ッギッギ ―ギギギギィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』』 うぎゃあああああっししししまっったまともに聞いてしまった!!! 私は慌てて枕を二つ耳に無理やり押し付けた。 あ、あと、一分我慢すれば…。 ーギギィィィッッ』』 ぉ、終わった。一気に肩の力が抜けた。
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