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照明を全部消して
店長に添うように身体を横たえ
毛布を掛けた。
一瞬目を開けた店長と一瞬目が合うと口端を上げ
フッと笑ったまま
また深い眠りにおちていく。
(‥‥疲れたね?
私も疲れた‥‥)
店長の頭を撫でながら
私も意識を手放した‥‥
この時はまだ
私は知らなかった。
店長が考えなしに
私に声を掛けたわけじゃないって事を‥‥
あの場所に私が居た事も
店長が私に話し掛けた事も
赤い糸の運命だったなんて‥‥
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