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───‥‥モソ
‥‥モソ
あー‥‥なんか‥‥
凄く気持ちいい‥‥
こういうの
夢心地‥‥っていうのかな?
「‥‥って!寝込みを襲わないで下さい!」
「‥‥‥却下。続行」
「‥‥胸、無いから明るいのイヤなんですけど‥‥」
拗ねたように横を向きながら
昨日のイヤミを言ってみた。
顔を近付けながら
熱のこもった瞳で私を見る。
「‥‥別、イイんじゃない?って
言ったよね?」
ジッと私の瞳から視線を背らさない。
「無いのがイイって変わり者がいるのに‥‥」
「‥‥ど‥こ?」
「‥‥俺」
それだけ言って、唇肌を優しく啄み始める。
優しい‥‥愛おしさを感じるキス
‥‥‥なんか
初めて会った日から
店長のペースに
流されに、流され
今じゃあ‥‥
胸が痛いくらい騒々しい‥‥
言葉は違うのに
少ない言葉で
愛を感じてしまう
───‥‥違う
私が天使を
‥‥‥好きなんだ
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