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重ねるだけ、触れるだけのキスが
琉生の唇口が少し開き
私の唇肌を啄み始める。
私も真似して琉生の唇肌を啄んだ。
琉生の腕が背中に周り
優しく包まれ、ギュッと抱き締められる。
─‥‥どーしよぉ‥‥幸せ‥‥
いつも口には出さないけど
心配して
想ってくれて
守ってくれる
「‥‥‥好き‥‥」
自然に、素直に言えた。
琉生はいつもの可愛い雰囲気は無く
男の子の目をしてる。
私の告白を聞いて
キスを激しくする琉生
舌が口内を弄る感覚に
恥ずかしくなる。
虚ろになりながら
舌を絡め合った。
そのままベットに押し倒されて
身動きが取れなくなる。
舌から解放され
そのまま琉生の行き先は首筋へ‥‥
「‥‥琉生‥‥言ってくれない‥‥の?」
私はあがる呼吸の中呟き聞いた。
「‥‥しながら一杯言いたくて‥‥。
身体でも心でも‥‥全部で好きって‥‥」
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