孤独の孤島

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幸いにもネームプレートで名前は確認できた 「…結城……まさと…?」 自分の名前が確認できたことに安堵の息を吐くも、未だ状況に大差はない 安堵の息に次いで溜め息も吐いたその直後、微かな潮の香りが僕の鼻孔をくすぐった 「近くに海でもあるのかな?」 疑問と興味に後押しされ僕は潮の香りを辿ることにした .
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