1、魔法学校

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いつの間にか、電車は終点に辿り着いていた。 僕はリュックサックを背負い直し、電車から出た。 駅を出てすぐに、大きくそして美しい門が目に入った。 いや、というよりかはそれしか見えない。 それ以外に見えるのは、新品の真っ白の制服を身にまとった新入生だけ。 (これも魔法の力なんだろうな…。) 心の中で小さくつぶやく。 僕は憂鬱な気分を背負ったまま、またゆっくりと歩き始めた。
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