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「…今までありがとう。僕もすぐにそっちに行くと思う。 それまで…ばいばい。」
それだけ言って、僕は墓場を立ち去った。
『まだ、こっちには来させないよ……私の大好きな君。』
次の年からは、この残酷で、実力だけがすべての世界で、戦いが始まる。
大切な人が死んだ、二年前のこと。
僕はこの時、僕を取り巻く環境があんなに変化するなんて思ってもいなかったんだ。
死が、僕らを見つける前に、生を見つけに行こう。
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