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そんな馬鹿げたお遊びに、僕は巻き込まれ強制的に入学が決まった。
喜びなんてない。
ただ、不安が僕を支配していた。
そして、今日は高校の入学式。
僕は生まれて初めてくらいの緊張を感じていて、朝食はろくに喉を通ってくれなかった。
しかも、その高校には僕の幼なじみ、リューキもいる。
彼は物語の主人公のようなハイスペックで、「今世紀最大の魔法使い」と呼ばれているほどの実力者だ。
事実、彼は中学を全国成績トップで卒業した。
恐ろしい幼なじみだ。
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