8人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい、君。」
「ん?…君、どこかで見たことあるなぁ…あ!ショウルジョル家の跡取りのミコウェルじゃないか!?」
「そんなに驚くことはないよ、君こそ五元素貴族の火のフレアデス家の次男坊の、レッカーだろ?」
「ショウルジョルは風の五元素貴族だけどね…やっぱりミコウェルもセレシアか。」
「あぁ、当り前さ。セレシアんい相応しい力を持っていると、認められたからね。」
「ふーん、ところで今年の抽選生の話は聞いたかい?」
「あぁ…実に不愉快な制度だと僕は思う。セレシアに相応しくない人間が入学するのは…。」
「俺は面白いと思うね、そいつが強くなくても、努力して強くなればいいんだからな。」
「ふっ…僕は君みたいに強さを追い求めないんでね、目障りにしか思えないな。」
「…君は昔からそうだな…まぁ、それも考え方の一つってやつだな。」
最初のコメントを投稿しよう!