1、魔法学校

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「おい、君。」 「ん?…君、どこかで見たことあるなぁ…あ!ショウルジョル家の跡取りのミコウェルじゃないか!?」 「そんなに驚くことはないよ、君こそ五元素貴族の火のフレアデス家の次男坊の、レッカーだろ?」 「ショウルジョルは風の五元素貴族だけどね…やっぱりミコウェルもセレシアか。」 「あぁ、当り前さ。セレシアんい相応しい力を持っていると、認められたからね。」 「ふーん、ところで今年の抽選生の話は聞いたかい?」 「あぁ…実に不愉快な制度だと僕は思う。セレシアに相応しくない人間が入学するのは…。」 「俺は面白いと思うね、そいつが強くなくても、努力して強くなればいいんだからな。」 「ふっ…僕は君みたいに強さを追い求めないんでね、目障りにしか思えないな。」 「…君は昔からそうだな…まぁ、それも考え方の一つってやつだな。」
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