第2章 

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そんなことを考えながら歩いていると、ふらついていた足取りもかなりしっかりしてきて、 音楽室の扉が見えてきた。 ん―・・・音程悪いなあ。 私は聴こえてくる音を耳に、少し気持ち悪くなった。 特に、木管? ああ、トランペット・・・ハイトーン外さないで・・・。 こ、コントラバスが・・・。 私の愛するコントラバスが・・・。 1年生だろうか。 某漫画のヴァイオリンが下手すぎる少女、し○かちゃんの音がする・・・。 「は・・・はぁ・・・」 これは基礎がなってないとか、そういう問題だろうか。 私的には、ちょっと違う気がするんだけど・・・。 .
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