プロローグ

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輪廻「うん。別に…あぁ。いいよ。じゃあね。」プツ こんにちは。俺は 雅紀 輪廻<マサキ リンネ>高二。今、母さんと電話で話してた。 俺が通ってる学校は全寮制で男子校。 ホモやバイが9割、ノーマルが1割と、まぁ。偏見は無いけど普通の人が通うのは気が引けるよね。 「また話してたのか?」 この人は同室者の 津螺樹 海<ツラキ ウミ>高二。 不良みたいな身なりだけど優しい。 輪廻「うん。まだ心配が抜けて無いみたい」 海「そうか。早く寝ろよ。じゃあな」パタン 自室に戻って行った海を見送る。 俺には、海にも、他の友達にも話してないことがある。 それは…… 俺がこの世界の住人じゃないってこと。 違う世界から来た俺は皆に催眠をかけて俺が元からいるようにした。 元々居ないわけで俺はかなり複雑だけど、あっちでは出来ない経験が出来てる。
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