~2~

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ヒスイ「だって、俺、輪廻君を見ても、誰もいないんだ」 は?意味がわからない。 誰もいない?なに言ってんだ? コウ「はぁ?」 ヒスイ「言葉は聞けるけど、姿が見えないの。幽霊と話してるみたいなんだよ。いつも…」 どういうことだ…翡翠には姿が見えていない? ヒスイ「それに、輪廻君は魔法陣の事知っていたでしょ?だったらこっちの住人としか、考えられないよ?」 コウ「…で、も」 あいつは、確かに学園でも一緒に……。 ヒスイ「…ねぇ。弧鵜。輪廻君はいつから学校にいた?」 コウ「最初からに決まって…」 …………あれ? いつだっけ…………確か…あれ? いつから輪廻は学園にいた? なにも違和感無かった…あいつは、いつから……… ―――――――俺の前にいた?
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