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「ノー暴力ノーライフッ！ グーは嫌！」
「……」
「ごべんなさい」
「幸い、入ってすぐだし引き返せば地上に出られる」
今来た道を振り返る。背後は壁だった。入ってすぐ直線を歩いていた筈。なのに行き止まりの壁。ギギギという音が聞こえそうな首の動かしたで魔王を見ると彼はテヘッ。という某ミルッキーなお菓子屋の人形みたいに舌を出している。
「なお、最新式の時間がたつと迷宮の形が自動的に変わる今話題のアトラクションと同じ奴ね！」
エッヘンと胸をそらせ、得意気な表情を浮かべる魔王の胸ぐらをつかむ。
「ヘブライ語ッ！」
盛大に殴られ魔王の体が一回転して地面に落ちた。
「o-@w\6*h？！」
あまりのことにパニック状態の勇者が魔王を高速で揺さぶる。
「はははわわわわわ」
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