─慰安旅行極楽事件

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─居間 首「丸聞こえじゃのお」 『だなー、』(つか俺なっちゃんにも兄貴って思われてんのか…) ─女部屋 ガ「紳士ってことは…絶望の中夢と希望に満ち溢れたりするのか…」 夏「∑なんスかその紳士イメージ!? 重い荷物持って、寒いとき上着くれて、道では車道側を歩くスタンダード紳士ッス!! 弥太郎とは幼なじみなんスけど…昔から面倒見よくてお兄ちゃんみたいな感じなんス」 ガラッ 遥「お兄ちゃん、いいものだ」 ガ「誇らしげに入ってくんな!! このブラコンもやし!!」 夏「?」(弥太郎?) 弥太郎が夏輝に手招きをする 夏輝が弥太郎に近寄ると軽くチョップをし襖を閉める ガ「殴ったぞ…紳士」 夏「シャイなんス」 ノア「よくわからん男やな」 首「さぁ、旅行の醍醐味温泉に入るであろう」 遥「僕、もう根付いちゃった 行ってらっしゃーい」 首「畳と一体化するでなかろう」 遥「だって…温泉って熱いでしょ?」 首「おのれ、デリケートさん いいから温泉に入るであろう!! 染み付いた血と硝煙の匂いを洗い落とすであろう!!」 遥「僕、自分の手汚してないから綺麗だもん」 首「根性真っ黒であろう」 『まぁまぁ…』 夏「温泉、温泉♪」 ガ「おーい 先行くぞー」
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