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山「そうじゃ…玲斗」
『?』
山本が玲斗を呼ぶ
山「零番隊を復活させる」
零『「「は…?/よっしゃー!!」」』
『ちょ、ま…は!?』
驚きなにも言えなくなる
山「落ち着け」
『十番隊は!?』
山「そのことじゃが…皆の前で変装をとれ」
『…は?』
山「…こういう事じゃ」
――――――――
総大将がいうにはこういう事だ
零番隊が復活するという噂を流す
皆の見ている前で復活の式をおこなう(変装を外す)
おこなうのは一週間後
――――――――
『で…問題はお前らだ』
精「うん」
「「え/は?」」
問題、と言われ疑問符を浮かべる
『零番隊が復活するという事は学校には通えない』
「「あ…」」
ポツリと言葉が漏れる
『選択肢は二つ
一、自分と関わった人間全ての記憶を消し無かった事にする
二、転校という手続きをとり此方へ戻る
どっちにするかだ
任務期間は後四日間、戻って来たら俺に答えを教えてくれ』
リョ「…えっと、俺もッスか?」
代行である自分は、どリョーマは訊ねる
『ん?リョーマはいいんだ、ただ式には来てもらうが…大丈夫か?』
リョ「ウイッス」
コクリと頷く
『じゃ、解散』
「「…」」
零番隊のメンバーは床に目線を落とす
『…久し振りに来たしな
泊まっていくか?』
「「!!」」
一斉に玲斗の顔を向く
『長期任務で暫くこういうのなかったしな
たまにはいいだろ?
とりあえずは風呂入ってこい(汚いからな)』
「「はーい/はい」」
ゾロゾロと出て行き部屋に残ったのは玲斗と精市だけになる
精「玲斗、ちょっといい?」
『ん?』
精市は玲斗の耳元に顔を寄せる
精「俺は…
の方を選ぶよ」
『…そうか
それで後悔しないな?』
そう言った精市をじっ、と見つめる
精「うん
玲斗…本当に身体は平気、なんだね?」
逆に今度は精市が見つめる
『…あぁ
・・・・・
これぐらいなら平気だ』
精「なら、良かった」
精市は笑う
『精市も入ってこい
俺は着替えてくるから』
精「うん」
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