第弐話

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山「そうじゃ…玲斗」 『?』 山本が玲斗を呼ぶ 山「零番隊を復活させる」 零『「「は…?/よっしゃー!!」」』 『ちょ、ま…は!?』 驚きなにも言えなくなる 山「落ち着け」 『十番隊は!?』 山「そのことじゃが…皆の前で変装をとれ」 『…は?』 山「…こういう事じゃ」 ―――――――― 総大将がいうにはこういう事だ 零番隊が復活するという噂を流す 皆の見ている前で復活の式をおこなう(変装を外す) おこなうのは一週間後 ―――――――― 『で…問題はお前らだ』 精「うん」 「「え/は?」」 問題、と言われ疑問符を浮かべる 『零番隊が復活するという事は学校には通えない』 「「あ…」」 ポツリと言葉が漏れる 『選択肢は二つ 一、自分と関わった人間全ての記憶を消し無かった事にする 二、転校という手続きをとり此方へ戻る どっちにするかだ 任務期間は後四日間、戻って来たら俺に答えを教えてくれ』 リョ「…えっと、俺もッスか?」 代行である自分は、どリョーマは訊ねる 『ん?リョーマはいいんだ、ただ式には来てもらうが…大丈夫か?』 リョ「ウイッス」 コクリと頷く 『じゃ、解散』 「「…」」 零番隊のメンバーは床に目線を落とす 『…久し振りに来たしな 泊まっていくか?』 「「!!」」 一斉に玲斗の顔を向く 『長期任務で暫くこういうのなかったしな たまにはいいだろ? とりあえずは風呂入ってこい(汚いからな)』 「「はーい/はい」」 ゾロゾロと出て行き部屋に残ったのは玲斗と精市だけになる 精「玲斗、ちょっといい?」 『ん?』 精市は玲斗の耳元に顔を寄せる 精「俺は…  の方を選ぶよ」 『…そうか それで後悔しないな?』 そう言った精市をじっ、と見つめる 精「うん 玲斗…本当に身体は平気、なんだね?」 逆に今度は精市が見つめる 『…あぁ ・・・・・ これぐらいなら平気だ』 精「なら、良かった」 精市は笑う 『精市も入ってこい 俺は着替えてくるから』 精「うん」
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