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「暮羽…でも暮羽は…」
「分かってる…死んじゃうって…だから凄く悔しい…後一組…たった一組…目標が達成出来たのに…」
僕は暮羽の体をギュッと抱きしめた
「…暮羽」
ゆっくりとキスをした
長い長いキスは永遠よりも永い時間を感じた
「暮羽、僕たちが…暮羽と僕が最後の一組だよ」
「悠来…そっ、か…ちゃんと、目標…達成…したん……」
暮羽は満足そうな笑みを浮かべていた、ただその体は二度と動ごく事はない
でも、その笑顔はとっても素敵なものだった
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