僕の思い出をこれから話そう

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次の日、ニュースで昨日の猟師の事を報道していた またつまらない日々が始まるのかと思うと僕は憂鬱でたまらなかった 「ハァ…」 思わず漏れる溜め息 「ずいぶんと退屈そうだな!そんな顔では面白い事がやってこないぞ!」 「えっ…?」 居るはずのない暮羽の声が聞こえた気がした サラサラと風に揺れるカーテン やはり姿は見えない 「…そうだね」 フッと笑いカバンを背負った 「いってきます」 誰も居ない部屋に挨拶をする 机の上にはヒビ割れた砂時計と暮羽が首に掛けていたゴーグル そして、美しい朱鷺色の羽根が一枚、置かれていた。
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