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…はいっ!ミナサマ、おはようございまっす!
えーと…突然ですが、俺…藤原御草(ふじわらみくさ)は何故か朝から説教されてます。
……ナ ゼ に ?
俺の目の前、ニコニコ笑いながら背後に般若のスタンドを出すという上級テクニックをお使いのこのイケメン。
この、怖さしかないちょい強面イケメンは、俺の同室者サマにして親友な咲坂疾風(さきさかはやて)クンです。
「み・く・さ?」
「ひっ、ひぃぃぃぃっ!すみませんもうしませんすみませんんんんんっ…!」
「…はぁ…。それは昨日の朝も聞いたっつの。いいからとっとと用意しろ!」
……ハイ、毎朝お寝坊さん気味な俺にむかぷんな疾風。
つ・ま・り、原因俺っ☆
てか…俺の寝起きの悪さにお怒りなのですよ。
やだっ!ワタシはまだ布団とのらんでぶーを楽しむのっ!
って言ったらあの般若スタンドを出されました。
マジコワだよマジコワっ!
疾風が怖くてちょっぱやで用意を済ませる俺チキンww
何とでも言うが良いさっ!
疾風は怒ると怖いんだっ!!
「御草、用意出来たか?」
「んーっ、出来たっ!」
キラッ☆とキメポーズを付けて自室から飛び出す俺。
…に、注がれる…疾風のそれはもうとても冷ややかな視線。
あらやだゾクゾクするぅ…!
とかな趣味趣向は生憎俺にはないので普通に傷付いたゾッ☆
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