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「…クソ理事長がウチのクラスに転校生が来るからクラスの誰かを理事長室まで迎えに行かせろって言ってきやがった。
で、その説明ん時お前あからさまに話聞いてやがらなかったからお前にその役を任命。
…まぁ、とどのつまりお前に拒否権はないぞ?って事だ。
Do you understand?」
くっそ、最後の英語の発音が無駄に良いのがムカつくっ!
かなりサマになってんのが更にムカつくったら無いよっ!!
イケメン爆発しろっ!
ホスト教師星宮だけでも良いから爆発しろぉぉぉっ!
「ストライキを要求するっ!」
「んな権利ねぇよ。寧ろ1人でストライキとかどうやんだって話だろ。虚しいだけだぞ?
つーか、とっとと行けや」
ぐぬぬっ…!
ホストティーチャーひどす!
疾風クン助け………アイツ目ぇ逸らしやがった…!
うっ、裏切り者ぉぉぉっ!
………
良いだろう。
そっちがその気なら……
「星宮ティーチャー!俺、1人は寂しいですっ!」
「…チッ…。仕方ねぇな。ならお供を1人まで付けさせてやるからとっとと行きやがれ!」
これ、もう教師の言葉遣いじゃないよね、ホントww
てか、ホストカルシウム足りてないんじゃない?
さっきから、イライライライラし過ぎよんっ!
…さて、と…。
ホストティーチャーから許可も下りた事だし…取り敢えず、
「……はーやってくんっ!」
くるっと回って、飛びっきりのにっこり笑顔に…明るい声色で裏切り者を見る。
あは、逃がさないわよ?
死なば諸とも、ってねっ!
お前も道連れじゃぁぁぁいっ!
って思いを込めてたら、疾風は観念した様に深い深いため息を吐いて席から立ち上がった。
のを確認し、俺も立ち上がる。
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