王道転校生を教室に連れていくだけの筈がどうしてこうなった

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  「疾風きゅん、逃走には失敗したから仕方ないしいk……」 おや?おかしいな。 振り向いたら、疾風が居る筈のそこには…誰も居ない。 だーれもーいーなーいー♪ 疾風が霧の様に消えた。 んな馬鹿なww と、思って周りを見回してみると…あら不思議っ! 疾風ってば、転校生くんの所に瞬間移動してるよっ! つまりは、疾風は転校生くんの近くに居る。 い つ の 間 に w 「置いてくなよママンww」 「誰がママンだ、誰が。お前が馬鹿な事してるからだろ」 慌てて俺も、疾風の居る転校生くんの近くまで行く。 テヘッ、怒られちった☆ とか馬鹿やってたらスゲー近くから大音量が。 ちょっ、近所迷惑ww 「何だよっ!お前等っ!!何で生徒がこんな時間にこんなトコに居んだよっ!?」 そう喚き出す転校生くん。 ちょっwテラ理不尽っww お前も生徒だろうがww 「…あ~…俺達は、君が迷子にならないようにお迎えに来たんだよ、転校生くん」 こんな状況でも、にっこり笑って優しく言う俺テラ紳士! イケメン過ぎてヤバイわー。 隣の疾風は、えっ?何言ってんのコイツ?みたいな、ちょっと引いたような目で転校生くん見てるケドね。 てか、ちょっと眉間にシワ寄せすぎだよ、疾風サンww いつもの…三割ましくらいにはシワ寄ってんじゃね?ww まぁ…そんなお顔でも、貴方はイケメンですけどねっ! けっ!(゜Д゜ )  
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