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ジーク「ああ、確かにね。
それに夏休み明けには魔法大会もあるし、学園がかなり騒がしくなるだろうな~」
椿「生徒会と風紀絡みか?」
ジーク「うん。この大会は生徒会派と風紀派に別れて戦うんだ。
毎年この大会で2つの組織は思い切り暴れるからね。
勝った方は次の大会があるまで学園内で大きな態度でいるだろうね。
だから白熱したものになるよ。あれは見物だね。
まぁそんなことがあるから、夏休み中はお互いの組織のトップグループは合宿とかしてるみたいだよ」
ちなみにここ数年は引き分けで大会は幕を下ろすんだ、とジークは付け足した。
ジーク「だからツバキ達はますます生徒会長と風紀委員長に勧誘されるだろうね。
ミウラ君もまた勧誘されるだろうし…
お互い、今年こそは勝ってやろうって意気込んでるみたいだから」
熱い奴等だなー…
椿「けど俺、実技では初戦敗けだぜ?もう来ないだろ」
ジーク「いや、アレは仕方がなくない?
それにムーアさんの相手だった女子の魔法を一瞬で凍らしてたし、やっぱりツバキは強いでしょ?
あと、雰囲気が強者って感じだし。色々とツバキには秘密がありそうだようね」
にっこりと笑うジークの笑顔に引っ掛かる。
なんだか、裏がありそうな笑顔だな。
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