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俺はジークにバレないようにこっそり教室を抜け出して、近くの空き部屋に入る。
椿「思ったけど、魔法学校なんだから秘密の部屋的な場所くらい、あるだろ」
折角の機会だ。探してやる!
若いうちはやりたいことをしようじゃねぇか。
椿「とか言って教師に見つかるのも嫌だし…変身するしかないよな」
龍から人間に変われたんだ。他の種族にも変わることができるはずだ。
椿「犬…は、アレクセイだし…
猫でいっか」
俺は犬の方が好きだけど。
まぁ取り敢えず、へんしーん!
ポワポワンッ
椿「ニャーン!(出来た!!)」
部屋に何故かある鏡で姿を確かめると、俺の髪の色と同じ毛色の金の瞳をした子猫が映っていた。
椿「ニャーン!!(リアと同じ三角形の耳だ!!)」
普通の猫に変身したから人の言葉を話すことができねぇ!!だが特に問題はない!!
椿「ニャーン!(やっぱりただ姿を隠すよりも、姿そのものを変える方がバレる確率は低いよな!)」
それじゃ、行くか!!
まずは適当に歩く!!
そこから決めていけばいいじゃないか…「あら可愛いわね、迷ったのかな?」
ヒョイッ
…
ノワァァァァ!?
椿「ニャーーーーン!?」
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