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あー…ホント、気付かなかった。
椿「もう少し優しく声かけろや。
…で?
なんで要がここにいるんだ?
あと、なんで俺だとわかった?」
今の俺、顔をフードで隠してるし気配も隠してるのに、なんでバレたのやら。
要「一応、俺も異世界から召喚(巻き込まれ)されたからな。
それに勇にどうしてもって駄々こねられたし。
それで正式に招かれた。
椿だとわかったのは、こんな状況で呑気にアイス食べるやつなんて、お前くらいだろ。
それに気配を消していようが、姿は見えてるし」
そういうものか。
椿「じゃあさ、お前のその頭、何?」
ずっと気になっていた、要の頭…というか髪型。
椿「ボッサボサだな」
ピシッ!と、アイスの棒でボサボサのモサモサの頭を指す。
それで要は恥ずかしそうに手で髪をすこうとしているけど、引っ掛かって意味がない。
椿「もしかして、寝坊か?」
それで寝癖を直さずに来たとかw
要「…」
無言は肯定。つまりは
椿「…え、マジで?
意外」
要は約束とか守りそうな性格なのに。
椿「昨日の夜、サーシャとニャンニャン… 「してねぇ!!」 …そうですか(。-∀-)ニヤニヤ」
要「だからしてねぇって!!
昨日は… 「お前ら、さっきからボソボソ話して、いきなり叫ぶなヨ!!
ぶっ殺すぞ!!」
怒鳴り声の方を見ると、
な、なんということでしょう!
不審者のオジさんが、俺と要に、その危なっかしい銃口を向けているではありませんか!!
絶体絶命だー
銃口がギラギラ光ってて、コワイヨー
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