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椿「ちょいちょい不審者サン、じゃない、お兄サン、落ち着けよ。
あんたらの話を中断させて、悪いとは思ってるからさ」
不審者「黙れ」
うわ、銃口が俺一人にロックオンされた。
他の空気になっていた不審者’sも俺を睨んでくる。
いやん見ないでー
貴族とか議員達もこっち見るな。
椿[ヤバくね?俺、完璧に見られてるよな?
俺、無断で城に忍び込んだ不届き者なんだけど。
処刑される?]
要[ハァ…俺のつれって事で誤魔化しておいてやるよ]
椿[サンキュ、マジ感謝vこれで、もう気にすることはねぇな]
要[はぁ?まだ、終わってないだろ]
安心した。城に無許可で入るのは、罪だからな。
分かってはいるけどやる。若気の至りだ。
要[…おい?なんでこの状況で呑気にアイス食い始めるんだよ!?
空気読め!!その態度だと、不審者達に挑発しているように… 「お前っ!!さっきから状況がわかってるのかよ!?
アイスなんか食いやがって、俺たちをバカにしてんのかよ!?」 …あーぁ]
その要のため息が聞こえた直後…
パァンッ!!
椿「…!」
要「!?」
撃たれました、不審者に。
誰が?
…俺が。
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