夏休み そのⅠ

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椿「ちょいちょい不審者サン、じゃない、お兄サン、落ち着けよ。 あんたらの話を中断させて、悪いとは思ってるからさ」 不審者「黙れ」 うわ、銃口が俺一人にロックオンされた。 他の空気になっていた不審者’sも俺を睨んでくる。 いやん見ないでー 貴族とか議員達もこっち見るな。 椿[ヤバくね?俺、完璧に見られてるよな? 俺、無断で城に忍び込んだ不届き者なんだけど。 処刑される?] 要[ハァ…俺のつれって事で誤魔化しておいてやるよ] 椿[サンキュ、マジ感謝vこれで、もう気にすることはねぇな] 要[はぁ?まだ、終わってないだろ] 安心した。城に無許可で入るのは、罪だからな。 分かってはいるけどやる。若気の至りだ。 要[…おい?なんでこの状況で呑気にアイス食い始めるんだよ!? 空気読め!!その態度だと、不審者達に挑発しているように… 「お前っ!!さっきから状況がわかってるのかよ!? アイスなんか食いやがって、俺たちをバカにしてんのかよ!?」 …あーぁ] その要のため息が聞こえた直後… パァンッ!! 椿「…!」 要「!?」 撃たれました、不審者に。 誰が? …俺が。
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