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全帝「光帝と水帝は彼の怪我を治せ」
光帝「分かり… 「その必要はないですよ」 …カナメ君!!まだ諦めちゃダメ!
私と水帝が全力を尽くすから!!」
要「いや、だからコイツは…」
水帝「あんた、あたしの腕をなめないでくれる!?
そこ退いてちょうだいっ!(さっさと済ませてユウの元に行かなきゃ…ボソッ)」
全帝「水帝…今、何か言ったか?」
水帝「いいえ」
シラをきる水帝に腹が立つ。もういい、俺がしよう。
全帝「光帝、彼のフードを取ってくれ」
光帝「はい」
要「あの、ソイツはだから…ハァ、いっか」
カナメは諦めてしまったのだろうか?
だが俺と光帝は諦めない。
見知らぬ人物だが、怪我をしているなら助ける。
光帝がそっとフードに指をかけた時だった。
ガシッ
水帝「ヒィィィィ!?」
銃で撃たれ重症だと思われるの男の手が、予告なしに光帝の手首をつかんだ。
捕まれた光帝よりも、端から見ていた水帝の方がビビった。
死んだ、と断言はしていない。
だから突然動いても、そこまでのオーバーリアクションは止めろ。
何故なら、その甲高い声が…
全帝&椿「うるせー…」
~全帝side.end~
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