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椿「子供達のとこに後で行ってケアしねぇとなぁ…
嫌なもん見せたからなぁ。
水帝も、勇者(笑)の精神を癒すことよりも、子供達のとこに行けよなぁ…」
椿は手のひらで銃弾を転がして遊ぶ。
全帝「…それは?」
椿「アイツが撃ってきた銃弾」
全帝&光帝「ん…!?」
二人はワケがわかっていない。
椿は目の前に迫ってきた銃弾を、魔法で銃弾の威力を弱めて、空間魔法で移動させた。
…人質解放はコイツが魔法を使っていたら、もっと早く安全に遂げていたはずなのな…
椿[俺がするより、お前がする方が良いだろ?
株が上がるはずだぜ?]
っ…!
要[いきなり話し掛けるな!!
つか、心読むな!!]
睨むが全く効いていない。怠そうに落としたアイスを拾う。
椿「あーぁマジ萎える、俺のアイスがもう食べられねぇし…。
つかアイツらの追跡マジで疲れるー…ウロチョロしてるんじゃねぇーよ…」
ポイッとアイスを消す椿。
コイツ…今、追跡がどうのこうのって言ったか?
全帝「君、今追跡してるって言ったか?」
全帝さん、光帝さんがグイッと椿に問い詰める。
椿「顔近い。
…あぁ。さっきとんずらした不審者達を追跡してるぜ?
今なー…あっちにいる!」
ビシッと窓の向こうを指さす椿。
いや、アバウトすぎる。
きっとフードの下でコイツは
(`・ω・)→
…って顔をしているに違いない。
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