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---フミ---
ずっと側にいてくれる彼…。
間違いない、彼もあたしの事が好きなんだ。
普通、新規客のあたし達には多くのホストがつくはず…、それは一緒に来ている先輩から予め聞いていた事だ。
しかし、一向に席を離れようとしない彼はあたしの事が好きで仕方ないのだろう。
そうとしか説明がつかないわ。
初対面でお互いが一目惚れ…、なんて運命的な出会いなのだろうか。
少しずつあたしが彼との距離を縮めていくごとに、少しずつ離れていく彼。
照れ屋さんな所があたしの母性本能をまた駆り立てる。
この時間がまだまだ続いたらいいのに…。
恋愛ってこのもどかしい時が一番楽しい時期よね…、しかし、その楽しい時間はやはり過ぎるのは早く、初回で2時間いた一時も遂に終わりを迎えた。
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