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この世の終わりみたいに絶望する岡崎の目の前にプリントの山を置いた坂ノ上先生は、俺のほうを見ると1枚の紙切れを差し出してきた。 「お前にはこれな」 ? 何だ? 受け取るとそれはちょっとした小テストのようだった。 てっきり俺も同じプログラムを行使されるのかと思いきや、本当に普通の補習プリントだった。 「え!?何でそれだけなの?俺はこんなにあるのに!?」 納得いかない感丸出しで抗議する岡崎に冷ややかな目線で答える坂ノ上先生。 「それはだな岡崎。お前が馬鹿だからだ」 「そりゃそうだけど……」 自覚してるのか……。
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